日記

くたびれた大人のらくがき帳

芋煮即売会で芋煮は食べられない

2023年9月17日の山形市で世界最大の芋煮即売会が開催された。

新型コロナウイルスの影響で4年ぶりの開催となるらしい。

大型の鍋で豪快に作られる芋煮を食べてみたいと思い、朝7時に起きて会場へ向かった。

 

この芋煮は事前に予約が取れると前日に知ったが、HPを見たときにはすでに予約が終了していた。

ただ、一部の時間を除き完売しているわけではなかったため、当日食べれないことになるとはこのとき分からなかった。

 

駐車場

会場は須川支流の馬見ヶ崎川河川敷で行われる。

近隣に駐車場がないため山形県庁駐車場か山形ビックウイングに駐車し、有料のシャトルバスに乗って会場に行けるようになっていた。

高速で山形へ向かっていると山形蔵王ICで降りる車が多数あった。

みんな芋煮会に行くに違いない。

高速から降りて最寄りの県庁に向かったが駐車場付近はすでに渋滞状態で近づけない。

目的地を山形ビックウイングに変更し10分ほど遅れたが無事駐車できた。

この時点で10時30分だった。

 

シャトルバス乗り場にはライバルの列が50mほどできていた。

ライバルは次々とバスに詰め込まれ戦場へ出荷されていく。

10分も待つと自分も乗車できた。

スタッフのTシャツに込められた芋煮愛が重い。

 

会場

バス内でTwitterで調べると10時の時点で大鍋の芋煮の当日券は最短で13時以降の配布となる。という情報を見つけていたので大鍋の芋煮は諦めていた。

気温が30度以上あり長居はしたくない。

まぁ何かしら山形の芋煮を食べられるだろう。

会場に到着したときには11時になっていた。

当日分の大鍋の芋煮が売り切れたことをアナウンスしていた。

 


思ったよりも芋煮の販売をあちこちでやっているという感じではなかった。

数少ない屋台の芋煮もどこも完売している。

食事コーナーも全席完売になっている…

うそだろ、高速とシャトルバスを乗り継いで世界最大の芋煮会に参加して、芋煮を食べられずに34℃もある河川敷を歩いて帰ることになってしまう。

 

そんな中まだ残っている芋煮があった。

味の素の調味料「鍋キューブ 鶏だし・うま塩」を使った塩芋煮…

 

家で作れる!
丁寧に作り方のチラシも配ってる!

しかも山形の醤油味ではない芋煮!

 

「山形の芋煮会に行って、塩味の芋煮食べてきました~」

なんて山形の人に言ったら舌打ちされる。

私は醤油と牛肉の芋煮が食べたかったのだ。

どうしよ・・・・

 

オイシカッタヨ

 

会場にはところどころ立て看板が建てられ、違法芋煮の炊き出しを禁止されていた。

ウミガメは生まれながら海へ向かう習性があるが、山形の人間は川を見ると芋を煮始めてしまうようだ。

昼食

お昼は市内のもみいち食堂で唐揚げとローストビーフの定食をいただきました。

おかずがどれも美味しかったのでご飯大盛りにすればよかった。

山形の定食屋、どこもご飯が美味しくて推せる。

 

温泉


山形市内から西へ20分ほど行くと西村山郡があり、そこにりんご温泉という面白そうな温泉があった。

本当に湯船にりんごが浮いていた。

また、お湯が燻製のような匂いがして香ばしい。油臭というらしい。

偶然面白い温泉に寄れて大変満足した。

 

湧水

西村山郡にはたくさんの湧水があるようで3箇所巡った。

きれいな湧水が流れる音は汚れた心によく染みる。

1.五本樋

 

2.龍神

 

3.五番御神酒湧水泉

 

 

 

総評

なんとなく立ち寄った西村山郡は静かな里山で、水も果物も美味しく魅力にあふれていた。

月山の方まで足を伸ばせればまた楽しいだろう。

芋煮フェスティバルはおそらく二度と行かない。